その土地の風景

もうすぐ消えてなくなりそうなものを記録します。と、趣味の話。

千葉県松戸市 平潟遊郭跡

千葉県は松戸市、千葉県でも人口が多い市になります。




駅から15分ほどの土手の近くにある平潟神社、この周りが平潟遊郭跡です。



その証拠にこの神社の桶、妓楼寄贈の桶です。この妓楼は内藤新宿(現在の新宿です。何故地名の内藤を外し、新宿と言う知名にしたのか。。。)で有名な遊郭で、松戸にもあったそうです。三井名前をと改名してその後もやっていたとか。このあたりの三井さんは末裔かも…!?w


立て直し後の来迎寺です。
神社とお寺さんで斜めに構えているのが珍しく全国でも有名ですが、遊女の投げ込み寺としても有名でした。


さて、遊郭ロードメインストリートです。


この柳は当時からあるもので、少し前は何本か残っていたとか。
いろいろ見てきたんだねえ〜〜と触ったら蟻だらけでした。


通りにはモダンな石柱があり、やはりこのあたりは色街だったんだなあと思わせます。


通りの終わりには朝鮮会館がありました。松戸も韓国の方が多いのでしょうか。


来迎寺しかり、立て直しや老朽化、色々な問題で姿を変えていきます。
「平潟」という地名も今では使われていません。地名はその土地の性質を表したりする歴史なのに。
何か歴史として残ってくれればと思います。