その土地の風景

もうすぐ消えてなくなりそうなものを記録します。と、趣味の話。

東京都台東区 東上野

1700年代から当時の被差別民と呼ばれる方がすまわっていたりと、

江戸時代から現在の浜松町周辺、新宿四谷周辺に続く三大貧民街でした。

明治になってもそれは変わらず続いたようです。







この辺りは戦災を免れた数少ない地域で、台東区はなかなか風情ある景色が残ってます。



噺家が多く住んだことから落語長屋と呼ばれる長屋があったり(今は1軒ほどしか残っていないが噺家が住んでいるそうです)



大好きな看板建築があったりとまだまだ昭和が残ってます。







戦後は韓国人が多く住み、どさくさ感がMAXに。国際親善マーケットと呼ばれ、現在はキムチ横丁なんて呼ばれてます。





現在もピースボートのポスターやらパチンコ台の企業本社やらハナ銀行やらたくさんあり、コリアンタウンなんだな、と感じさせます。

駅からそんなに離れてないんですが、昭和通りをはさむせいか人通りが少ないです。



縮小したのか飲食街は今では一点に固まり、プチソウルって感じになってます。肉屋や食材屋もすべて一緒になってます。

この雑多な感じ、いいですねー。